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Satoko and Richard Ingramマギル大学外科教育スカラーシップ募集のお知らせ

外科教育に関する講義と研究を通じて、外科教育の専門的知識や教育者としての技能の習得を目的に、カナダ,モントリオールにあるMcGill大学院修士課程(Master of Science (M.Sc.) Experimental Surgery (Thesis): Surgical Education)への留学機会を提供し, 我が国の外科教育の発展に貢献する人材の育成を目指すスカラーシップです。このスカラーシップは、日本外科教育研究会の活動に賛同してくださった、モントリオール在住のIngram夫婦、SatokoさんとRichardさんのサポートにより、2016年にスタートした制度です。この度、2024年9月開始〜2026年8月修了予定とする2年間のスカラシップを公募します。

[定  員]:原則1名
[留学時期と期間] :2年間、2024年9月入学、2026年8月修了
[募集期間および締切]:2023年3月1日募集開始、2023年5月31日締切
[応募条件]:

  1. スカラーは大学院修了後、又は帰国後に日本外科教育研究会の活動に積極的に参加し、日本の外科教育分野へ貢献すること
  2. 留学後は6ヶ月毎および留学終了時にA4用紙1-2枚程度の報告書を提出する。
    留学終了後は、留学で得た知識と経験により日本国内でどのような外科教育活動を行っているか、これから取り組もうと考えていることを、帰国後6ヶ月、1年後の2回、A4用紙1-2枚で報告する。
  3. McGill大学修士課程入学条件を満たす者(下記備考参照)

[審査方法]:書類審査及び書類審査通過者に対しての面接(日本語)
*書類審査通過者に対しては後日、事務局から連絡の上、審査員2名とZoom面接試験を行う
*スカラーシップ採用後には、McGill大学大学院への申請が別途必要(採用者本人がオンラインで申請)
[提出書類] :

  1. エッセイ(①自己紹介・アピール、②これまでの外科教育との関わり、③スカラーシップの志望動機、④外科教育スカラーシップ修了後、どのように日本国内で外科教育者としてのアウトプット・貢献をしていくか、形式は自由、①〜④に関しての内容を含むこと)
  2. 推薦状(推薦者1名から直接別メールで送付(日本語))
  3. 履歴書(Curriculum Vitae)(学位、学歴、職歴、専門医の有無(未取得の場合はおおよその予定)、研究業績リスト)

    【送付先】contact@surgicaleducation.jp
    【書類(推薦状以外)】ファイルをpdf 化してメールに添付して送信
            件名(subject):「マギル大学外科教育スカラシップ応募書類」
            フォルダー名:応募者名
    【推薦状】推薦者から直接 contact@surgicaleducation.jp宛に送付
            件名(subject):「マギル大学外科教育スカラシップ推薦状」
            ファイル名:被推薦者名

[スカラーシップについて]:

  1. 支給金:毎月約2,300カナダドルの生活費及び学費全額が支給される。学会参加等の研究補助費は別途支給される。ただし日本からカナダまでの渡航費は含まれない。
  2. 大学院での学習と研究:講義では、外科教育を含む成人教育の理論からディスカッション形式を中心に進められる。その他にも、テクノロジー、イノベーションや臨床研究、統計学、英語論文の書き方などに関しての講義を選択することも可能。研究は、興味のあるテーマを指導者と相談しながら決定し、修士論文を書き上げる。指導者のリストは下記備考参照

[備考]:

  1. McGill大学への申請時に満たすべき条件と必要書類:
    https://www.mcgill.ca/gradapplicants/how-apply参照)
    ①英語技能:TOEFL IBT 86点以上、4技能が全て20点以上
          IELTS Academic moduleでのBand score 6.5以上
          第一言語が英語、英語で大学教育を受けた場合は満たすとみなされる
          https://www.mcgill.ca/gradapplicants/how-apply/application-steps/proficiency
    ②医学部の成績表:最後の2年間のGPA 3.2以上
    ③推薦状:2通(英語)
    *条件と必要書類は変更されることがあるので、各自で確認しておくこと
  2. 指導者リスト:これ以外にもスカラーの専門科に応じたスペシャリストやシミュレーションセンターのエキスパートに研究の相談や、指導・協力を仰ぐことができる。臨床の見学については、各専門科スタッフに相談の上、可能なことが多い。
    https://www.mcgill.ca/experimentalsurgery/programs/master-programs/msc-surgical-education-concentration

[本スカラーシップ及び募集に関するお問い合わせ]:
日本外科教育研究会事務局 スカラーシップ担当:contact@surgicaleducation.jp